点字用紙でつくろう鍋敷きetc.

点字用紙はとても高価です。

ですから、刻印する人たちは、なるべく無駄にしないように

ミスをした用紙のリメイクをたしなんでみたりします。

折った紙を組むなどして、鍋敷きなどを作ります。

ちいさくするとコースター、もっと大きいと座布団代わりなど。

熱にも強く、熱い鍋を載せてもめったに焦げないそうです。

ある視覚障害者の方が考案したものですが、どこのどなたかは知る術がないようです。

 

私も教わった内容のおさらいに、家でも何度か組んでおり、

ここに載せてみようと写真を撮っていきましたが、

そんなときに限ってうまくいかず

正方形の仕上がりになるところを、長方形にしてしまいました。

それでも何かは敷けるでしょうが、

そのうち動画などでリベンジしたいと思います。

 

というわけでこれは最終的に失敗に終わるレシピですが、

ご覧になる方が補完できればなぁ、ということと、

自分のおぼえがきという意味で載せてみます。


ちなみにこれは、私が組んだなかの完成例です。

ちゃんと正方形のようになっています。

周りは、映画のチラシ(B5サイズ)を切って

同じように編んでつなげてあります。

 

チラシには熱耐性はないかなと思いますが。

 

中心部を最初に作って、周囲を広げていく感じです。

では、はじめます。

こんな感じで、点字用紙を用意します。

(点字用紙がなければ、映画や展覧会などの、

ちょっと厚手のキレイなB5チラシでやってみよう!

B4なら半分に切ればOKです)

上の紙と下の紙をつなぐミシン線、ミシン線のあるほうの

穴の並んだ側の横端は切り取ってあります。

(ミシン線のないほうの穴の列は残しておきます)

 

わかりやすく目にもたのしいように、

インクジェットプリンターで色をつけてみましたよ。

かえってわかりづらくなったりしてな。

一枚の点字用紙(だいたいB5サイズ)を16等分になるように

折り目をつけます。

これを何枚も作ります。

パーツは多めに作っておいたほうがよいです。

折り目をつけたら、

その通りに切ります。

人によりけりだと思いますが、

この時点でわりと根気がいるかもしれません。

切れたら、一枚ずつを

こうして縦に半分に折ります。

見せたいほうが外側に来るように。

 

作業ボード、よく言えば貫禄がありますが

きたないですね。

ダイソーのものなので替えようと思えば

いつでもできます。

で、さらにこのように横にも半分に折ります。

このパーツをたくさん作れば作るほど、

大きなものが編めます。

こんな感じで。

 

もっとたくさん作りましょう。

今回、こういうパーツを

4色に分けて作ってみましたので、

1色のひと束を輪ゴムでまとめてみました。

こうすると管理が楽です。

4色。

赤、黄、緑、紫と色をつけてみました。

赤の一本を手にとってみました。

何色でもいいのですが。

今回となり合うパーツが同じ色になり過ぎないように

してみました。

最初の赤に、

こうして黄色のパーツをかぶせます。

 

紙の端っこがどちらに開いているかは

これでよいのではないかと思います。

赤パーツと互い違いになるように、

もうひとつの緑を

黄色にかぶせます。

 

色がミックスベジタブルみたいな

ビタミンカラー。

そして、紫パーツを

黄色と互い違いになるように、

緑をはさんで赤にくぐらせるように組ませて。

 

ここで入る紫いも。

きゅっと引き締めて、

手裏剣か風車のような形になりました。

 

この部分を中心にして、

周りを編み進めていきます。

裏返して、持ち替えてみました。

あらたに、

赤いパーツを黄色いところにひっかけます。

いちおう黄色にしておきます。

 

穴のある端っこは、

パーツを作る時点で内側になるよう折っておけば

こんな風に見えなくなります。

黄色をひっかけます。

二本めの黄色です。

 

何色でもいいのですが。

(何色でもいい件は、この先なるべく書きませんよ)

くいっと角度を変えて。

緑をひっかけます。

この緑、

右側の黄色パーツではさんでください。

さっき緑をはさんだ黄色パーツを、

こうして内側に折りこみます。

手裏剣、

ないしは風車が、このようにつながりました。

紫をひっかけます。

横から、赤をひっかけます。

くいっと角度を変えて。

あらたに、

横から黄色をこのように入れます。

この黄色が赤をはさみこみ、緑のここにはさまれます。

ちょっと、きゅっと締めました。

その黄色をはさんだ緑パーツの端を、

このように黄色の内側に折りこみます。

こんな感じで。

その黄色で、さらに右にある緑パーツをはさみ

その黄色の端っこをその緑の内側に折りこみます。

 

(わかりやすくしたいので指示語が多くなり

くどい表現になっております)

組んだものの中に穴ができていますが、

そのなかにあらたな赤パーツを

こうして通します。

その赤にあらたな紫を横からかぶせて、

右にある緑にはさみます。

その緑の端っこを、

紫の内側に折りこみます。

あらたな黄色で、紫をはさみます。

さらに横から、

あらたな緑で黄色をはさみます。

くいっと角度を変えて。

あらたな赤パーツで

緑を横からはさみ、隣の紫にはさみ、

さらに右の紫をはさみこみます。

ちょっと締めました。

左の紫の端を、赤の内側に折り込んで。

右の紫もはさみます。

右の紫をはさんだ赤の端っこを、その紫の中に

折り込みます。

今いじった付近の、最寄りの穴がありますので

そこにあらたな黄色を通します。

その黄色を、左横から緑ではさんで、

緑を紫ではさみます。

その紫の端を、緑の内側に折りこんでしまいます。

またあらたな黄色で、この緑をはさみます。

その黄色を、あらたな紫ではさみます。

くいっと向きを変えて。

あらたな赤で、左上の紫をはさみ、右にある緑の中に

その赤をはさみます。

右にあるタテの赤もはさんで、

前ならえさせてみました。

前ならえさせた赤の端を、タテの赤の内側に

折りこみます。

今いじった付近の、最寄りの穴に

あらたな紫を挿し入れます。

左から、あらたな緑で

紫をはさみ、

その緑をタテの赤ではさみます。

その右隣のタテの赤を

さきほどの緑ではさみ、その端を

赤の内側に折りこみます。

 

形になってきましたね。

いまの緑から直近の穴に、

あらたな赤を通し入れます。

その赤を、あらたな黄色ではさみ、

そのあらたな黄色を、右隣のタテ赤ではさみます。

さきほど触ったタテ赤の端を、ヨコ黄色の内側に

折りこみます。

と、ここで乱入するスクイーズ君。

同じような写真を管理しやすくするために、

目印として入れてみただけです。

これからも時々登場しますが

あまり驚かないでくださいね。

 

で、さきほどの黄色を、下からあらたな紫で

はさみます。

その紫を、左横から

あらたな緑がはさみます。

くいっと逆時計回りに角度を変えて。

タテ緑の左からあらたな赤を差しこんで、

すぐ隣の黄色ではさみます。

さらに右隣のタテ黄色も、いまのヨコ赤ではさんで。

ここで作品の端っこにしたいとこを始末してみます。

左上方向にあるヨコ紫を手前に折り曲げます。

(その前に右上のヨコ赤パーツにひっかけて

右下までもう一列編んでおくべきだったな)

このヨコ紫をですね、このタテ緑に沿うように

さらにナナメに折り曲げます。

すぐ近くのヨコ赤にこの紫の端っこを入れて隠すんですが、

このヨコ赤を意識して

こうして折り目をつけます。

で、その折り目をちょきん。

そして短くした紫の端っこを

ヨコ赤にくぐらせて。

くるっと裏返して。

このタテ緑を始末してもよさそうなんですが、

先にヨコ紫の端っこをどうにかします。

折り目をつけて。

タテ緑に沿うように、ナナメに折り目をつけて。

ヨコ赤を意識して、折り目をつけて。

そこをちょきん。

 

貯金は大事だよ。

ちょきんしたとこを、ヨコ赤にもぐりこませて

始末完了。

ここのタテ黄色の端を、ヨコ赤の内側に折り込んで。

ヨコ赤の端を、左隣のタテ黄色の内側に

折りこみます。

ここでくるっと裏返して。

またぬっと登場するスクイーズさん。

ではこのタテ緑を始末します。

こうやって折って。

ヨコ赤に沿うように、

ナナメに折り目をつけます。

タテ緑のすぐ右下のタテ黄色(他の色がかぶさって

わかりにくいですけど)を意識して、

さらに折り目をつけます。

そこをカット。

 

こう、カッ! とね。

今のとこを、タテ黄色に潜りこませました。

潜りこませてからタテ黄色の端を折りこんでも

よかったね。

くるっと裏返したよ。

このヨコ赤のピロピロをどうにかしようか。

まあ待てよ。このタテ緑でもいいじゃないか。

やっぱりこんな感じで、

ヨコ赤に沿うように

ナナメに折り目をつけてな。

もうこの折り目、

下にあるタテ黄色が意識できていれば

つけなくてもいいぐらいに思えますが。

切るよ。

タテ黄色に潜りこませて、

そのタテ黄色の端を折りこむよ。

あっ、ここはもう折りこんであったわ。

ちょっと置いてみましたよ。

さっきのパカパカしてた

(ピロピロって言ったけど)ヨコ赤の左端も、

タテ黄色の中に折り込んでおきました。

くるりと裏返しました。

よく見ると明らかにパーツが足りてないので、

穴にまた、あらたな緑を入れますね。

このタテ緑の左横から、

あらたな紫ではさみこんで、

タテ黄色の端で紫をはさみます。

タテ緑の上端のここを始末します。

手前に折り曲げて。

ヨコ紫に沿って

ナナメに折り目をつけて。

このタテ黄色に隠れるくらい

ヨコ緑をカットしたら、タテ黄色に隠しましょう。

で、タテ黄色の端を折りこみます。

くるりと裏返して、こっち側のタテ緑も始末します。

ヨコ紫に沿うようにナナメに畳んで折り目をつけて。

このタテ緑の端をタテ黄色にしまって。

無論切りました。

 

切る描写をカット。

さっきの写真で切りました。

ヨコ紫で、タテ紫をはさんで

タテ紫の内側に折り込みます。

くるっと裏返して。

よく見たら!

またここパーツが足りないので、

穴にあらたな赤を差し入れて、

左横から黄色で、その赤をはさみます。

この黄色は、タテ紫にははさまれます。

入れたそばから、このタテ赤を始末するよ。

ヨコ黄色に沿うようにナナメに折り目をつけて。

この赤の端をカット。

このカットしたタテ赤を、タテ紫ではさんで。

タテ紫の端、手前側だけ折りこんでみた。

くるりと裏返しました。

タテ赤を、ヨコ黄色に沿うようにナナメに折って。

 

タテ紫のもうひとつの端っこはあとで折るわ。

いまはタテ赤を始末します。

このナナメ折りしたタテ赤の折り目をちょきん。

 

貯金は大事だよ。

そこをタテ紫ではさんで、このタテ赤の端をしまいます。

タテ紫の端も、ヨコ黄色の内側に折り込むよ。

ぐるりと裏返しました。

ちょっと待ってよ。

ここはこの写真なら、裏返して、

今の右上(裏返すと左上)の

もとあるタテ黄色にひっかけてもう一列

増やすとこでしょ。

正方形を狙ってるんだから。

 

とりあえずこの写真では、右上のヨコ緑に、

下からあらたな黄色をひっかけて、

それを左からあらたな紫ではさんでます。

 

長方形の仕上がりになってまう……

さきほどのヨコ紫を、

上からあらたな赤ではさんで、

その赤をヨコ緑の端がはさもうとしています。

ヨコ緑の端っこは、タテ赤の中に

折り込みました。

このタテ黄色を始末するよ。

折り込み済みのタテ赤を意識して、カット。

ちょっと省略。

さっきのところはもうタテ赤にしまい込んで、

くるっと裏返して、

こちら側のタテ黄色もナナメに折って、

タテ赤を意識した折り目をつけるよ。

切りますね。

この黄色を始末したら、

くるりと裏返し、

ここのヨコ紫の先を始末します。

 

でもこういう工程、

左ききの方は逆にしたほうが

やりやすいんだろうな(ひとりごと)

この紫も始末しましたね。

なんだかいいかげん駆け足のようです。

逆時計回りに90度回転。

上中央付近の、ヨコ赤の右端を、

タテ黄色(飛び出てる二列のうち、左)の中に

折り込みましょう。

なんか足りないですね。

ここの穴にあらたな黄色を通して、

左横から赤でそのあらたな黄色をはさみましょう。

さらに右にあるタテ黄色で、ヨコ赤をはさんで。

さっきの場所を、

タテ黄色(左)以外は始末しました。

さらに穴の中にあらたな緑と、

続いてヨコ紫を追加しちゃってますが、

左のタテ黄色の端を始末するべきなんだよな。

 

形ができればいいかとは思うのですが。

同様にして、

この列を始末し終わりました。

さっきいじった付近は右上にあります。

 

長方形になってしまっておりますが、

完成は見えていますね。

おおっと、

ここで右上のヨコ紫に

緑、赤、黄色を追加しております。

 

軌道修正が多くて

おそれいります。

緑を始末。

このタテ黄色にしまうために。

まあ、切りますよね。

裏返してます。

こっち側の緑も始末しますが、

左にあるべきタテ黄色がちゃんと

ヨコ赤にかぶさってませんね。

あせってますかね。

こうなりますよね。

裏返しました。

ここのヨコ紫の端をきちんとしまいました。

タテ黄色の端を、このヨコ紫の内側に折りこんで。

また追加しちゃった。

穴にあらたな紫を通して、左横から

あらたな赤ではさみ、

その右のタテ紫でその赤をはさみます。

このヨコ赤の端と、タテ紫の端を折り込んで。

(右にかたむいてますけどね)

また追加ですな。

穴の中にあらたな緑を通して、それを横からはさむ

あらたな黄色。

むろん、ここのタテ紫がヨコ黄色をはさみます。

こんなふうに始末。

始末しまつ。

やっぱり足りないじゃん!!

 

穴の中にあらたな紫を通し、

横からあらたな緑ではさみます。

ここのタテ赤がこの緑をはさみます。

この赤と紫を始末しました。

あとはこの緑だけです。

と思いましたが、

やはりパーツが足らないので、

穴にあらたな紫を通し、それをあらたな黄色ではさみ、

その黄色をあらたな赤ではさんで

その赤を緑の端っこがはさみます。

紫をどうにかしたところです。

黄色のとび出たのも始末して。

緑の端っこもしまいました。

最後に残ったこの赤の端なのですが、

こうして、半ブロックぐらい余すように切り取ります。

ちょっと下の緑マスにもたせかけて。

今切った赤の端っこに糊などをつけて、

緑マスのポケットにしまいましょう。

 

そこが乾いたら完成となります。

全体が長方形なのでちょっと失敗ですけど。

 

 

おつかれさまでした。

私も、ここの編集おつかれさまでした。

 

なるべく多くの人に見てほしいけれど。


いかがでしたでしょうか。

 というわけで、しっちゃかめっちゃかな流れとなりましたが、

点字用紙、またはちょっとした厚さの紙などのリメイク法を記してみました。

流れを覚えれば、意外とできるようになるかと思います。

このレシピはしっちゃかなのですけどね。

 よくよく考えたら、あとからパーツを足すのは普通の手順のようです。

 

 動画バージョンも完成しているのですが、

これまた出来がしっちゃかですので、

ご興味があれば、ご飯でも食べながら、下のリンクからどうぞ。

 

 私の城(ホームページ)(BIGLOBEとHPビルダー以来)はまだまだ建設途中です。

ゲーム動画とかもそのうち盛りたいけど、スイッチからも吸い出せないかな。

 

 ではまた。

下の絵は、すこし前に描いた、「平成の暮れ」です。

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